今回はベンケイソウ科(エケベリアとかセダムなどですね)の多肉植物が第四種郵便で送られてきたらどうしたらよいかを簡単に説明します。

第四種便で送られるために鉢から抜かれて干されてる多肉たち
★鉢の選び方
・なんでもいいです。ハオルチアでかわいい鉢を選べなかった鬱憤をこちらで晴らしてください。
・ただ、やはり鉢底に穴が開いているものをお勧めします。

エケベリア チワワエンシス
ちなみに私がよく使っているのは、素焼き鉢に自分でペンキを塗ったものです。
★土
・ハオルチアと同じく、「多肉用の土」でOKです。鉢底には鉢底石を。
・肥料も控えめに。(当分はやらなくても大丈夫です)

熊童子と根本に植わっているのはマグドガリー雑種。
こんな風に背の高い多肉の根本に別の多肉を植えるのが好きです(鉢も減らせるし)。
★置き場所
・外に置くのがいいです。
・ベランダや軒先などの雨がかかりにくくて、日当たりのよい場所がおすすめです。
・室内の場合は家の中で一番日当たりのいい窓際に。
・最低気温が5℃を下回ったら※家の中に入れてあげてください。
・ちなみに我が家からお送りした多肉はこの秋、すでに最低気温3.5℃を経験している強者ぞろいですので、多少の寒さにはへこたれません。
※追記:5℃を下回ったらというのはかなり緩い目安です。要は凍らなければOKです。
★水やり
・ハオルチアよりもさらに水やり間隔が空くようなイメージです(蒸れNGです)。
・水をやるときはたっぷりと。
・そして完全に土が乾くまで次の水はやらない、乾いてからもしばらく置いてください。
・そしたらなんとなく葉が薄くなったりヨレてるような気がしてきた。もうそろそろ多肉たちが「水をくれ…」って言ってる気がするくらいで次の水やりです。「ベンケイソウ科はスパルタ式がいい。」この標語を丸ごと暗記してください。
・外に置いている場合は雨の日やこれから寒くなるという時間帯(夕方以降)に水やりをするのは避けてください(←冬季は。夏季は逆にこれから暑くなる時間帯の水やりを避け、涼しくなる夕方以降の水やり推奨です)。

寄せ植え。カット苗を寄せたもの。
★カット苗の育て方 ー 根っこが生えていない、茎で切られた多肉が入っていたら ー
・そういうのを「カット苗」といいます。
・多肉を茎のところでカットしてよーく乾かしたものを土に挿しておくと根っこが再び生えてきます。
・土にぶすぶすと挿しておいてください。注意!このときの土は必ず乾いた土です。
・直射日光の当たらないところ(明るい日陰など)に置いてください。
・根っこが生えるまでは水をやりません。
・数週間放置して茎から発根したら、軽く水をやってください。
★参考書
・多肉植物―ユニークな形と色を楽しむ (NHK趣味の園芸ガーデニング21) [ムック]
もしも、多肉植物関係の本が欲しくなったらこれがイチオシです。
これ、みんなイイって言ってる!(でた!みんなイイって言ってる理論
ざっと説明しましたが、あとは私にいちいち聞いてください。
多肉植物に関しては手取り足取り教えたがります。
多肉植物以外のことも教えたがります。が、たいへんうすっぺらい経験からものを言っているので参考にしてはいけません。
自分で失敗して学んでください。
次回は植え替え方法、カイガラ虫にはオルトランDX、多肉の醍醐味といえば葉挿し、などの内容でいきたいと思います。一部すでに答えが出ていますがそういうことです。
オルトランって色んな種類あるけど「DX」がついているオルトランがカイガラムシに効きます。
では!
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舌を噛みそうな名前。
ブルビネ・メセンブリアントイデス(以下メセブリと表記)。
当ブログ、はじめての登場です。

これが我が家のメセブリ。
だよね、普通、はじめてメセブリ登場させるのにこの画像は無いよね。
購入してから約1年が経ちました。
今、この、休眠から明けようとする、この姿に一番萌えているから。
だから、はじめて記事にしました。
去年の11月、購入したときはこんな姿でした。

これぞメセブリ。なんと瑞々しく、プリプリだこと!
そして、こんな実験もしました。

葉っぱをカッターで切り落としてみました。
ウワサ通り、ホログラムのようなジェルが詰まっています。
なお、これはヨコモレ多肉さんの真似です。
この記事があまりにも印象的で、私もメセブリを入手した際にはやってみようと思っていたのです。

これは切り落とされた方。
こぼれそうだけどこぼれない。
ですが、その後があまりパッとしなかったのです。

メセブリというと、潰れた葉の窓からホログラムが見えるのが萌えポイントだと思うのですが、うちのは全くと言っていいほど窓の潰れが無かったのです。
カッターで切った葉もそのまま萎れて終わりました。
そして、季節は移り変わり、夏になると地上部は枯れて休眠するというウワサ通りに葉が枯れ落ちてゆきました。
ひとつ不思議だったのはそういう状態でも常に花芽が上がっていて、花を咲かせていたことです。
そして、今、

球根上のてっぺんにちいさーな新葉がちょこんと。
この姿に、はじめて「愛しい」という思いが込み上がりました。
問題はいつごろ水をやったらいいのかということ。
夜は10℃近くまで下がります。
たぶん、もう水をやってもいいですよね・・?
休眠する多肉の起こし時にやけに慎重になってしまう私でした。
雨上がりのセンペル花壇。

北海道にはほとんど台風が上陸しないようです。
たいてい温帯低気圧にかわってしまうらしい。
だから台風をわりとなめているところがあります(私が)。
今回も2回続けて来たのですが、特に多肉を避難させることもありませんでした。
ただ、ハオ棚だけはびちょ濡れになったので、途中で慌てて車庫に避難させましたが。

雨上がり。
気温は27℃まで上がりました。
蒸れるなよ~と祈りつつ。

同じ花壇の日高ミセバヤ。
花がちらほら咲きはじめました。

玄関で風雨に耐えた多肉たち。

今年はなぜか紅葉したままのエケベリアたち。
手前左が女雛。右がパリダプリンスです。
今日は地元の肉友さんとかわいい赤子が遊びにきてくれました。
ハオルチアの鉢をひとつひとつ眺めながら&赤子を抱っこしながらあーじゃこーじゃと楽しいひととき。
多肉と赤子は癒されるなと再確認しました。
多肉を送った皆様から「届いた~」のご連絡を続々いただいております。
無事に届いたようで安心しました。ありがとうございます!
何人かの方から「自分のブログで紹介してもよいか?」とのお問い合わせをいただきました。
はい!なんも問題ないです!
大歓迎です!ぜひ!
楽しみにしています。

まだまだ朝晩は寒いです。
オーロラも最高潮に紅葉しています(後ろの大きめふたつがそうです。
前の小さめふたつは虹の玉です)

みなさんのところで多肉たちがすくすく育ちますように!
追記
Yさん、「すぐに植えたほうがいいか?」ですが、すぐでもすぐじゃなくても大丈夫です。
レピダとオブツーサ(すなわちハオルチア)はできればすぐ植えて、水をやった方がいいかも。
福娘はそんなに慌てなくて大丈夫です。
のんびり植えて、2~3日置いてから水をやってもいいし、植えた直後に水をやっても問題ないです。
他にも質問がありましたらお気軽にどうぞ!
本日、放出多肉を発送しました。
水曜日か木曜日あたりには届くのではないかと思います。
あのですね、以下言い訳です!
・小さなメッセージカードひとつも入ってないそっけないお届けものです
・しれっとした箱で味気ない感じでお届けします
・くしゃくしゃにテッシュにくるまった乱雑な感じです
・テープや宛名が曲がっていて投げやりな雰囲気です
・土がザラザラこぼれてヤサグレた気分になります
・ハオのカキ仔が嫌がらせのような小ささです
・希望した苗が入っていなくて、それに関してなにもコメントが無くてがっかりします
・万が一ですね、何も届かなかった場合はお知らせ下さい
皆様にご希望通りの苗をお届けすることができなくて、申し訳ございません。
お届けした苗は皆様のご自由に、煮るなり焼くなり、お友達にさし上げるなりしてくださいね。
いや~それにしても私はスッキリしました!!
「やった感」に満ち溢れています。
みなさんが多肉を引き受けてくださったおかげです。
誠にありがとうございました!!
また、余剰が出た際にはよろしくお願い致します。

アメリカンハイブリット

手前が大紅巻絹、奥がフランクレイネルト。
ここら辺も放出すればよかったかな。